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月刊はかた編集室 著


  • 定価:1,848円
  • 仕様:A5判128頁
  • 発行年月日:2023年7月15日

内容

古地図で歩く福岡 ぶらり今昔歴史探訪ガイド

★ 古地図と現代地図を見比べながら
タイムスリップしてみませんか。

★ 「福岡」「博多」「小倉」「久留米」< br>  「秋月」「柳川」 …ほか全27コース

 

◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇

☆ 福岡
「福岡」が誕生したのは江戸時代のこと。
初代藩主である黒田長政が大休連山に福岡城を築き、
その城下町として整備し、黒田家の家臣らを
住まわせたことに始まる。
明治時代に行政区としての福岡市が誕生してからも、
福岡市は那珂川を隔てて「福岡」エリアと
商人が暮らす「博多」エリアの2つの都市が
独自の文化を発展させてきた。
黒田家が拓いた福岡城を中心とした福岡エリア。
今も行政やビジネスの中心である福岡エリアを
歩いてみよう。
* 天神
* 大名・警固
* 今泉・薬院
・・・など

☆ 博多
「博多」は博多湾を抱き、
古くから港町として発展してきた。
博多商人の自治区として中世まで栄えるが、
戦国時代に大きな戦に巻き込まれて町は焼かれ、
その姿は大きく変化する。
現在の博多の基礎を築いたのは豊臣秀吉。
16世紀に秀吉によって行われた
大型の都市再生計画「太閤町割」は、
道筋や博多山笠の参加単位である
「流」などを生み出した。
その「太閤町割」時代の風景と面影は
まだ博多に息づいている。
ここからはその当時の地図とともに歩いてみよう。
* 櫛田神社界隈
* 御供所町
* 神屋町・奈良屋町
・・・など

☆ 小倉
九州最初の政令指定都市となった北九州市。
その中心として知られる小倉は江戸時代、
小笠原家の居城となり城下町を築いた。
現在はJR小倉駅を中心に都市づくりが進み、
上空にはモノレールが走り、大型ショッピングモールや
デパートなどが建ち並ぶ小倉の中心部。
小倉城とその門構えがあった香春口、
門司口など主要な場所を歩いてみよう。
* 小倉城
* 魚町・小倉駅界隈
* 旦過・香春口
・・・など

☆ 久留米・秋月・柳川
福岡3番目の都市・久留米市。
ブリヂストンやアサヒシューズなどがあり、
昔からものづくりの町と知られている。
寺町や城址といった江戸の面影とともに、
芸術家たちの生家も残されている。
水郷・柳川は堀を活かした城下町。
古地図を使ったまち歩きでは、
掘割をゆく川下りでは見えなかった当時の
町並みが見えてくるだろう。
一方、朝倉市・秋月は福岡黒田藩の
親戚筋にあたる名門が築いた、
今も当時の風情を残す古都。
季節により変化する草木も見どころのひとつで、
歴史散策にはぴったりの町だ。
* 久留米城
* 久留米城下町
* 秋月
・・・など

※ 本書は2018年発行の
『古地図で歩く 福岡 歴史探訪ガイド 決定版』
を元に情報更新と一部掲載内容の差し替えを行い、
書名と装丁を変更して新たに発行したものです。


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