★ プロが教える本格テクニック。
★ 手元の動きから道具、抽出へのこだわりまで。
★ 「本物」の技術をマスターしてもっときれいに、
もっと美味しくレベルアップ。
◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆
『ラテアート・デザインカプチーノ』
このふたつは、私は日本人のバリスタにとって
キーワードであると考えています。
日本人のバリスタが作るラテアートは、
世界中のどこの国をみてもここまで洗練され、
種類の豊富なデザインのコーヒーを提供される国は
無いと思っています。
日本人の兼ね備えた丁寧、繊細、器用さの
全てがここに詰まっているのではないでしょうか。
もちろんバリスタの仕事は
おいしいコーヒー・ラテアートや
デザインカプチーノを作る
ことだけでありません。
来て頂いたお客様に『また来たい!』と
思わせる商品・サービス・空間・雰囲気作りなど、
幅の広いスキルが求められます。
ラテアート・デザインカプチーノは、
その中の大切な一部であることは
間違いありません。
この本はラテアートとデザインカプチーノの
両方のプロセスを載せています。
作りたいデザインを描くのではなく、
お客様が求めているものを提供することが、
バリスタの仕事だと考えています。
既にバリスタとしてお店に立っている方、
これからバリスタを目指そうと考えている方の
参考になれば幸いです。
Barista 篠﨑 好治
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆ CHAPTER1
ラテアートの基本知識
* おいしいラテアートを作るためには
コーヒー豆を知ろう
* 豆は焙煎で味が大きく変わることを知ろう
* ラテアートを作るにはエスプレッソを作る
基本の道具を押さえよう
* バリスタのパートナー、エスプレッソマシンの
基本を押さえる
* 豆を挽くマシン「グラインダー」を把握する
* ポルタフィルターに詰める粉のボリュームが
おいしさを左右する
・・・など
☆ CHAPTER2
ラテアートの実践
* ベースのカフェラテは表面の中心に円が
できるようにミルクを注ぐ
* カプチーノはミルクピッチャーとカップの角度、
距離感の調整が肝!
* 耐熱の透明カップを使って層が
美しいラテマキアートを作る
* カプチーノのミルクの輪郭をピックでなぞり、
羊の毛を表現する
* スプーンの背の先を利用してミルクを引っ張り、
猫の耳を作る
* スプーンでフォームドミルクをつけ足し、
パンダの耳を作る
・・・など
☆ CHAPTER3
アレンジコーヒーを知る
* 氷に這わせてゆっくりと注ぐことで
美しいグラデーションが作れる
* シェイカーを規則的に素早く振ると、口当たりよい、
キメ細かい泡ができる
* おいしいアイスカプチーノを作るには
空気を含ませながら
* レモンの酒とコーヒーのグラデーションが
美しいカクテル
* アイリッシュコーヒーはホイップクリームの
注ぎ方をとにかく丁寧に
* フレーバーシロップをプラスして
フレーバーラテのできあがり
・・・など
※ 本書は2015年発行の
『ラテアート&デザインカプチーノ 上達BOOK プロが教える本格テクニック』
を元に、必要な情報の確認と装丁の変更を行い、
新たに発行したものです。