★ ダウンロードして使える
男声女声別練習用音声データ付き!
★ 「ミックスボイス」を駆使して、
憧れのハイトーンボイスで歌おう!
★ 人気ボイトレ講師が
「地声を張り上げず、誰でも気持ちいい高音を出せる」
とっておきのトレーニング方法を伝授します。
◆◇◆著者からのコメント ◆◇◆
現代ではハイトーンを出すのに
「ミックスボイス」という手法を使うのが
スタンダードになってきました。
「のどを鍛えて…」「お腹から声を出して…」
というやり方ではなく、声帯をうまく閉じ、
できるだけ少ない息で効率よく発するという新しいスタイルです。
これによって高い声は驚くほど出しやすくなり、
強い息で張り上げて出すタイプの声では
表現できないような歯切れのいいハイトーンも
可能になります。
本書ではそのミックスボイスの出し方について、
7つのステップに分けて説明しています。
歌に関する基本的な知識がない方でも、
各ステップを順番にしっかりと取り組んでいただければ、
「地声に磨きをかけ、裏声も使いこなし、
ミックスボイスを使ったハイトーンまで出せるように」
なっていただくことが可能です。
また「ある程度は歌えるけど、ミックスボイスだけが出せない」
という方におかれましては、
最終ステップにある「ミックスボイスを失敗してしまう方に」をお読みいただくと、
うまくいかなかった原因をみつけていただくことができますし、
その方に必要と思われる練習方法もご紹介しています。
本書では「鼻腔共鳴を使ったミックスボイスはこのようになります」
「鼻腔共鳴をほとんど使わない場合はこういう声になります」
とそれぞれを実践して解説してありますので、
「自分はこっちの方が好きだな」
「自分はこっちの方が出しやすいな」
「自分はどっちも使ってみよう」と選んで、
ぜひ実践してみてください。
桜井敏郎
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆ STEP1
のどの自由な開閉
ハイトーンや表現力アップに必要なのどの開け方
≪口の奥に「響くスペース」を作る≫
のどの開き方を覚えてのど締めを解消しよう
≪開いたのどをキープする練習≫
短い音を長い音へ、低い音を高い音へとつなげていこう
≪高い声を出すのに適したのどの開き方≫
オペラ歌手のような声では歌いたくないが、のどは開きたい人はこれで解決!
・・・など
☆ STEP2
裏声の開発
裏声はハイトーンの土台作り
≪ファルセットとヘッドボイス≫
裏声の種類について知ろう
≪裏声が苦手な人は息の量が多すぎる≫
息の量のコントロールを実践して裏声を開発しよう
≪声帯の意識的な開閉と声域拡大の準備≫
2種類ある裏声(ファルセットとヘッドボイス)をつなげてみよう
・・・など
☆ STEP3
裏声と地声のブレンド
苦手な音域の改善と表現力の向上
≪安定した歌声のために≫
低い音域でも裏声が出せるようになろう
≪声の「つなぎ目」をなくす練習≫
「地声での最低音」から「裏声での最高音」まで連続的につなげてみよう
≪表現力をどんどん上げるための練習≫
同じ音程で裏声から地声、地声から裏声になめらかに変化させてみよう
・・・など
☆ STEP4
声帯の閉鎖
≪声帯の閉鎖って何≫
のどを締めることではなく、息漏れがほとんどない声を出すということ
≪ミックスボイスがすぐ出せるタイプの人って≫
普段から閉鎖が強い人はミックスボイスが出しやすい
≪少ない息で歌うから息が続くようになる≫
閉鎖を使いこなせるための練習方法
・・・など
☆ STEP5
鼻腔共鳴
『鼻声』ではありません。『鼻の奥』を鳴らすのです
≪鼻の奥にある空間に声を響かせる≫
鼻腔共鳴は「明るい声やハイトーン担当の共鳴腔」
≪声帯の閉鎖と鼻腔共鳴で、ミックスボイスが実現!≫
様々なミックスボイスの具体例を知る
≪鼻腔共鳴が使えるようになる練習≫
ハミングで音階を歌う事で鼻腔の振動を感じよう
・・・など
☆ STEP6
音色(声のトーン)の調整
喉頭や舌の位置によって、素晴らしい響きを手に入れる
≪少しのどを下げて、カッコいい響く声を作る≫
まだ見つけていない太い響きと、まだ見ぬ自分の個性を手に入れよう
≪のど上げ&舌下げで、明るく輝く声を作る≫
ポップスの歌手が使うのど締めにならないテクニック
≪舌の脱力を意識する≫
歌う時の舌の力みを改善できる練習方法
・・・など
☆ STEP7
ミックスボイスの習得
歌のサビをミックスボイスでカッコよくきめるために
≪ミックスボイスの実践≫
もっとも簡単なミックスボイスの出し方
≪ミックスボイスを失敗してしまう方に≫
失敗する原因と攻略方法
≪ミックスボイスの強化≫
地声に聴こえるタイプのミックスボイスの実践
・・・など