★ 金継ぎを現代にアレンジした簡単技法でアイテムを作成!
★ 素材選びから制作のポイントまでわかりやすく解説します。
★ ピアス・ペンダント・箸置きなど、楽しく繕う全20種を紹介。
◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆
日本各地で金継ぎを学んだスタッフが集まり、
器の修繕をはじめとし、金継ぎ教室の開催、
ときにはTVドラマなどでの所作の監修、
企業研修なども担当させていただいております。
「金継ぎ」と聞くと、
何かかしこまった印象を受ける人もいると思いますが、
そんなことはありません。
皆さんも大切な人からいただいた器や
旅行先で一目惚れした器など、
思い入れのある器を
お持ちではありませんか。
日々大切に使っていたけれど、
あるとき壊れてしまう……
そんな思い出が詰まった大切な器に漆を用いて直し、
また気持ちよく使えるようにする。
それが「金継ぎ」です。
本来、あくまで壊れた部分を直す修復技法でしたが、
グローバル化の進む昨今、金や銀の線を大胆に
引くデザイン性から海外ではアートとして捉えられ、
金継ぎは新しい広がりを見せています。
この本では、金継ぎの技法を用いてつくれる
アクセサリーや雑貨のアレンジを
ご紹介していきます。
伝統的な本漆を用いた金継ぎ技法だけではなく、
取り組みやすい「簡易金継ぎ」や
「フェイク金継ぎ」という現代で誕生した
新しい技法も紹介。
あなただけのオリジナル作品をたくさんつくって、
金継ぎアレンジの魅力を楽しんでいただければ幸いです。
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆ Prologue
世界にひとつの小物をつくろう
* 「金継ぎ」の発祥とその魅力
* 合わせる楽しみと喜び「呼継ぎ」
・・・など
☆ PART 1
呼継ぎをしてみよう
<天然石・シーグラス>
* ピアスをつくってみよう
<シー陶器・天然石>
* ペンダントをつくってみよう
・・・など
☆ PART 2
フェイク金継ぎをしてみよう
<メノウプレート>
* コースターをつくってみよう
<陶器>
* フラワーベースをアレンジしてみよう
・・・など
☆ PART 3
レジンの呼継ぎを実践
* 「レジン」で仕上げる
* レジンでパーツをつくってみよう
* 箸置きをつくってみよう
・・・など
☆ PART 4
本漆&金粉で仕上げてみよう
* 必要な用具
* フォーク・スプーンレストをつくってみよう
・・・など
☆ PART 5
色漆で鮮やかに仕上げてみよう
* 必要な用具
* アクセサリーケースをアレンジしてみよう