★ パパ・ママ&コーチ必見!
★ 子どもの体を強く丈夫にする方法、
ケガから守るポイントが
この1冊でまるわかり!
★ ケガ予防に大切な練習&試合前後のケア
★ パフォーマンスを高める運動能力UPメニュー
★ トラブル時のすばやい対処法 etc…
◆◇◆ 本書について ◆◇◆
文部科学省によると、
現在の子どもの体力レベルは30年前よりも
低いことが報告されています。
一方で、身長や体重などの体格は、
逆に当時を上回っています。
このように、体格の向上と運動能力の低下が反比例していることは、
深刻な状況であることを示しているといえるでしょう。
主な要因に、生活水準の変化があげられます。
室内で遊ぶ時間が増え、
町の都市化が進むにしたがって
子どもたちの遊ぶ場所が少なくなってきました。
こうした時代の流れも、
子どもの基本的運動能力の低下に
影響を及ぼしていると考えられます。
本書では、現代の子どもたちに必要な基礎的な運動能力を
高めるトレーニングをわかりやすく紹介しています。
発育・発達過程の子どもたちにとって、
本来備わるはずの能力を引き出すことによって、
スポーツ障害の予防、さらにはサッカーにおける
パフォーマンスの向上につながります。
本書は最初から読み進めるべき解説書ではありません。
各テクニックが見開き完結となっており、
みなさんの知りたい習得したい項目を選んで、
読み進めることができます。
各テクニックは、それぞれ重要な3つの「ツボ」で構成され、
習得のポイントを分かりやすく解説しています。
コツがわかるから覚えやすい。
覚えやすいから身につきやすい。
ぜひケガ防止に役立ててください。
この本を読んで、さっそく今日から
ケガのない体作りに取り組んでください。
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆ PART1
子どもの可能性を広げる機能的ウォーミングアップ
* コツNo.01
肩、肩甲骨を動かして相手のあたりに負けない体を作る
* コツNo.2
腰周囲を伸ばしてまっすぐな姿勢を作る
* コツNo.3
*背中全体と股関節周囲の運動で安定したカラダの軸を作る
・・・など全8項目
☆ PART2
ケガを防ぐための運動能力UP ~サッカートレーニング~
* コツNo.09
全身でバランスをとりスライディングでボールを奪う
* コツNo.10
ジャンプ&ストップで急激な負荷にも対応する
* コツNo.11
不安定な足場のジャンプでボディバランスを養う
・・・など全11項目
☆ PART3
試合後のケアが大事 ~ペアストレッチ~
* コツNo.20
股関節のストレッチで疲労を取り除き腰痛を防ぐチ
* コツNo.21
ヒザの屈筋を伸ばして柔軟性を高める
* コツNo.22
ハムストリングスのストレッチで、
急激な肉離れを未然に防ぐ
・・・など全9項目
☆ PART4
起こりがちなケガやトラブル ~外傷、障害の対策、対処~
* コツNo.29
頭部打撲の応急処置はすぐに動かさず意識状態を確認
* コツNo.30
鼻血が出たときは小鼻を指で挟んで止血する
* コツNo.31
腹部を強く打った時は内臓の損傷がないか確認
・・・など全14項目
☆ PART5
身近なものから見直すマテリアル活用法
* コツNo.42
練習後のアイシングで打撲やねんざのアフターケア
* コツNo.44
食べ方の工夫と睡眠で疲労、集中低下を避ける
* コツNo.45
こまめに水分補給させ熱中症のリスクを軽減する
・・・など全8項目
☆ コラム
1* メリハリをつけ、時には褒めながらサッカーの楽しみを伝える
・・・など全4項目
☆ 巻末特集
* ケガ予防に効果的なバランスボールを使ったトレーニング
・・・など全3項目
◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆
金子憲一
徳島文理大学総合政策学部総合政策学科講師。
日本体育大学大学院体育科学研究科体育科学専攻博士前期課程修了、
現在、日本体育大学大学院体育科学研究科博士後期課程研究生。
専門分野は、トレーニング科学、
スポーツバイオメカニクス、発育発達学。
高校時代はインターハイ第3位、
全国高校サッカー選手権大会準優勝などを経験。
日本サッカー協会公認A級ジェネラルコーチライセンス、
特定非営利活動法人NSCAジャパン
(日本ストレングス&コンディショニング協会)
認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト。
※ 本書は2009年発行の
「パパ・ママ&コーチが必ず知っておきたい! 少年サッカー ケガ防止のコツ50」
を元に、加筆・修正を行った新版です。