★ 日本を代表するデモンストレーターが
滑りの実践ノウハウ&鍛え方を徹底解説!
★ コブ・新雪への対応力が身につく!
★ 美しく安定した動作の組み立て方がわかる!
◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆
スキー技術は生き物です。
日本にスキーが伝わって100余年と言われていますが、
さまざまなテクニックが生まれ、
変化をしながら現在に至っております。
これからも、用具の進化に伴い、
技術も変化していくでしょう。
しかし、全てが変わるわけではありません。
2本のスキーの上でバランスを保ち、
重力をうまく使いながら滑るという土台は
変わりません。
この普遍的なベースの技術を磨き、
一方で個性を大事にして技術を組み立てることが
レベルアップになります。
スキーは自然の中でのスポーツです。
どんな雪質でも強引に捻じ伏せるような滑りではなく、
雪質や斜面状況など、自然に逆らわないで滑ることが
大事です。
本書が、これからの皆さまの上達の参考書として、
長く使っていただければ幸いです。
佐々木 常念
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆ Part1
ターンの基本とチェックポイント
* ターンには、バランス重視と回転性重視がある
* スキーと体が離れるからターンになる
* スキーの離し方はスキーを外側に動かす
* スキーに体重を乗せる動きを覚える
・・・など
☆ Part2
思い通りのロングターンを覚える
* 体とスキーの向きを変えズレに乗って滑る
* 斜面に垂直に立ちおへそを両スキーの間に置く
* 谷脚側に体を落としてターンを仕上げる
* 上半身は、腰の上に楽に乗せる
・・・など
☆ Part3
自在なショートターンを身につける
* テールを体の外側へ動かしてターンをする
* ターン前半に重要な雪を削る感触を覚える
* 後半は落下を止めず外スキーを動かす
* 次のフォールライン方向へ向かって切り換える
・・・など
☆ Part4
コブを攻略
* コブのライン取りを覚える
* 落ちこむ手前でテールを外側に動かす
* 両方のスキーで雪を削ってコントロール
* テールでターンを仕上げトップが出たら切り換え
・・・など
☆ Part5
新雪、クラストを征服
* 雪の中に壁を作る
* 壁を利用し浮かせて切り換える
* 体の軸をまっすぐに保つ
* 壁を作る動きを洗練させる
・・・など
☆ Part6
スキーに効く! 実践的トレーニング
≪体幹トレーニング≫
* プランクで体幹部を安定させる
* 腹部の側面を鍛えるサイドエルボーブリッジ
≪可動域アップトレーニング≫
* スプリットスクワットで臀部と太ももの強化
* 骨盤を前後に動かして可動域強化
・・・など
※ 本書は2018年発行の
『スキー レベルアップバイブル 正しい技術で完全走破!』
を元に、内容の追加と必要な情報の確認を行い、
「増補改訂版」として新たに発行したものです。