以下、新聞記事より。
親子で楽しめる県内施設紹介
山梨県内で一万部を無料配布している子育て情報誌「ちびっこぷれす」編集部と、子育てサークルのネットワーク「ママネットやまなし」のメンバーが三月、親子で遊べる公園や施設を紹介する「子どもとでかける山梨あそび場ガイド」改訂版(メイツ出版・1365円)を出版した。2004年に出版した初版は子育て中の母親に好評で九千部を発行。新しく誕生した公園や施設を加えて編集し直した。
製作にかかわったのは母親ら十一人。昨年6月から今年二月、子どもを連れて公園や施設に出掛けて実地調査。トイレにベビーシートがあるか、雨の日でも遊べるか、ベビーカーで移動できるかなど、母親の視点で約50項目をチェックした。
新設の6ヵ所を追加 あそび場ガイド改訂
04年以降に新たに遊具が設置されたり、整備し直された場所の情報を更新した。新しくオープンした県立博物館(笛吹市)や森と湖の楽園(富士河口湖町)など六ヵ所を加え、全部で七十四ヵ所を紹介している。動物と触れ合える、屋外で遊べる、水遊びができるなど目的別に編集され、利用しやすい。アスレチックや体験施設、遊園地、温泉、ピクニック・スポットなど紹介施設はバラエティに富む。
雨の日でも遊べる、お金がかからないなど、知りたい情報が満載。子どもの意見も盛り込んである。地図を添付して場所を案内している。イラストで見やすく工夫を凝らし、新しい読者や初版本を読んだ人も楽しめる。
ママネットやまなしのメンバーで編集に携わった山本裕代さんは「子育て中の親だけでなく祖父母にも使いやすい一冊」と話している。
平成18年3月9日 山梨日日新聞
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