★ 一番わかりやすい!
大学野球の最前線で活躍し、
数多くのプロ野球選手を育ててきた監督がおくる、
「誰でもエースになれる」コツの決定版!
★ 東北楽天ゴールデンイーグルス
「青山投手・塩見投手」をプロに育てた
「正村式投球フォーム理論」で投球術のすべてがわかる!
◆◇◆ 本書について ◆◇◆
毎年、ドラフト会議では、
上位に指名される選手の多くが
ピッチャーで占められている。
たった1つのポジションでも、
いかにピッチャーが
重要な役割であるかがわかるだろう。
プロ野球で活躍し、実績を残したピッチャーは、
メジャーリーグでの成功例も多い。
野茂英雄をはじめ、ダルビッシュ有や
田中将大、前田健太、上原浩治など
先発・リリーフどちらにも優れた選手を
数多く輩出している。
共通していえるのは、ほとんどの選手が
プロ入りから二年を待たずに活躍しているということ。
入団から間を置かずに戦力として結果を出せたのは、
アマチュア時代に自分の武器を身につけられているからだ。
つまり、アマチュアでいかに高いレベルへと
到達するかがカギとなるのだ。
そのヒントとして、八戸学院大学があげられる。
同大学野球部は東北の強豪チームだが、
決して甲子園に出場した好素材の選手が集まるチームではない。
しかし、現在までに10人以上もの
プロ野球選手を輩出しているのは、
その育成方法にコツがあるからだ。
本書では八戸学院大学で長年、
ピッチャーの育成に携わった
正村監督のピッチング上達理論を展開。
アマチュア選手がプロ野球選手になるまでの
ノウハウの一部を伝授する。
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆PART 1
プロ野球選手になる秘訣
* アマチュアで学んだピッチングの基本
・・・など
☆PART 2
ピッチャーとして成功するためのコツ
* エースピッチャーを目指す
* 真上から投げて角度をつける
* 力のあるストレートを軸に投球する
* 体幹の筋肉を鍛える
* 自分が有利な状況を作る
・・・など
☆PART 3
理想のフォームを身につける
* 下半身主導で投げる
* 軸を意識してまっすぐ立つ
* 腕を振り切ってバランスをとる
* 棒を担いで投球動作をする
* リリースに最大の力を伝える
・・・など
☆PART 4
投球フォームに必要な筋肉を身につける
* 下半身を中心に筋肉を身につける
* 重い球を使うトレーニングに取り組む
* バランス力を鍛える
* ゴムを足首につけて鍛える
* 胴体部の筋力を高める
・・・など
☆PART 5
ウイニングショットを身につける
* 上投げはタテ、横投げは横に曲げやすい
* 利き手側に曲がる速いボール
* 大きく曲がって落ちるボール
* 浮いてから沈むように曲がる変化球
* ボールを急降下させる変化球
・・・など
☆PART 6
ピッチャーの総合力をアップする
* エースには精神の強さが必要
* 投球動作を短くする
* プレートの端に軸足を沿わせる
* 一塁方向に打たれたらカバーに回る
* バントを処理し素早く送球する
・・・など
☆PART 7
バッターを抑える投球術を身につける
* 外角低めに投げてカウントを稼ぐ
* 有利なカウントに持ち込む
* タイミングを外すピッチングをする
* バッターの錯覚を利用する
* 成功事例を積み重ねてメンタル強化
・・・など
☆PART 8
本番で力を発揮できるコンディショニング
* 踏み込み足の穴の着地点を確認する
* 体を冷やさないようにチェンジを待つ
* 試合展開を見ながら肩を作る
* 大事な試合にピークを持っていく
* 指先を手入れする
・・・など
※本書は2014年発行の『部活で差がつく! 野球ピッチング 基本のテクニック』を
「新版」として発売するにあたり、
内容を確認し一部必要な修正を行ったものです。