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「今すぐできる!ママが子どもを地震から守るための本」が朝日新聞に掲載されました

最終更新日:2007年 9月 6日

以下、新聞記事より。

地震対策 ママの目線で
横浜の中曽根さんら子を守る本出版

大地震が起きたとき、子どもの命を守るために何ができるのか。そんな疑問にこたえられたらと、95年の阪神・淡路大震災で被災した横浜市の中曽根陽子さん(49)らが「今すぐできる!ママが子どもを地震から守るための本」を完成させた。

阪神・淡路大震災での教訓生かす

中曽根さんは、当時9歳と5歳の子ども2人を抱えて被災、西宮市の自宅は半壊し、引っ越しを迫られた。このときの経験から、防災の意識を持つことの必要性を感じ、知人で災害ボランティアをしている横須賀市の浅谷慶子さん(58)らと企画・編集にあたった。

県内を中心に、4〜12歳の子どもを持つ母親100人に地震災害についてアンケートをし、回答をもとに構成を考えた。対策を紹介する上では、横浜地方気象台の職員や、保育士、看護師ら専門職の協力を得た。

「ぐらっときたら、まずママは落ち着いて」「子どもの持ち出しリュックには、甘いものやちょっとしたおもちゃを入れておくのがおすすめ」など母親の目線で、対策のポイントを紹介。家族会議を開くことの意味や子どもの心のケアについても言及している。

アンケートでは、回答者の約半数が、地震のときの家族の連絡法や落ち合う場所を決めていなかった。中曽根さんは「震災の対策を何もしていないと、子どもがいる家庭は大変。今すぐできることはやってみてほしい」と話している。

発行元はメイツ出版。160ページ、税別1300円。書店にない場合は浅谷さん(046・833・5300)へ。

平成19年9月6日 朝日新聞
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