★ 全国大会優勝クラブに学ぶ
ライバルと差がつく必勝ポイント!
★ 実戦で活きるワンランク上のスキルから
実力アップに効果的なトレーニングまで。
★ 様々なストロークの狙い&威力を高める。
★ コート全面に対応できるアジリティを鍛える。
★ 駆け引きに勝つ柔軟な思考と判断力を養う。
◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆
東京オリンピックが終わり、
改めてバドミントンのジュニア育成が注目を集めています。
今回のオリンピックで史上初のミックスダブルスで
銅メダルを獲得した「渡辺・東野」ペアをはじめとする
オリンピアンたちは、
日本バドミントン協会が主導する育成システムで成長し、
ジュニア世代から世界で活躍してきたアスリートたちです。
これ以外にもたくさんの若く有力な選手たちが、
次のパリオリンピックを目指し練習に励んでいます。
とはいえオリンピックの強化選手になるような実力をつけることは、
簡単ではありません。
小学生の頃から基本的な体の使い方や身のこなしなどを
高めておくことが重要になります。
そのためにジュニア世代から
バドミントンのクラブチームに所属して質の高い練習を重ね、
中学・高校ではバドミントン強豪校に進学し、
さらに成長を続ける、というのが
今の時代トップ選手になるための道筋とされています。
地域によってはバドミントンのクラブチームに所属できない、
練習時間や場所を確保できない、
という選手たちもいることでしょう。
一方でバドミントンのテクニックにおける巧緻性や
SAQ(スピード・アジリティー・クイックネス)向上は、
ジュニア世代で身につけておくべきテーマです。
限られた時間のなかで選手自身はもちろん、
監督やコーチ、親も一緒に考えて練習を重ねていかなければなりません。
本書はバドミントンで「トップ選手を目指す」というジュニアたちに、
ぜひ参考にしていただきたい内容となっております。
全国トップレベルのジュニア選手たちのプレー写真も
参考にレベルアップしていきましょう。
またコーチや監督にあたられる方が、
どのような方針でバトミントンを指導をしていけばよいか、
ヒントとなる提案もしております。
本書がバドミントンのジュニア選手育成の一助となれば幸いです。
小平ジュニアバドミントンクラブ
城戸 友行
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆ PART1
ジュニア選手上達のプロセス
* 状況に応じたショットを打てるようになる
* コートのサイズを理解する
☆ PART2
レベルアップする基本ストローク
* 状況によってショットを使い分ける
* バックハンドで高く遠くに飛ばす
* 親指で押し出すように振る
* ラケット面に乗せて押し出す
* ヒジから先で叩き込むように打つ
・・・など
☆ PART3
勝つための実戦テクニック
* 攻守によってショットを使い分ける
* 攻撃的なレシーブで相手を追い込む
* 手の甲を内側に向けて手首を返す
* コンパクトに振り直線的に返球する
* シャトルを面で切って持ち上げる
・・・など
☆ PART4
トップ選手になるためのトレーニング
* 軸を意識して体を鍛える
* コアトレーニングで体を動かす準備
* ジュニア期に必要なトレーニングを優先する
* 目的に合わせたノックで練習する
・・・など
☆ ジュニアバドミントンQ&A
* 日常から動体視力を養う
* 対戦相手の様子を冷静に見る
* 指導者と選手、保護者で協力体制をつくる
* 日々の練習に具体的性を持たせる
* オン・オフを設けてレベルアップ
※ 本書は2016年発行の
「試合で勝てる! 小学生のバドミントン 上達のコツ50」
の装丁を変更し、新たに発行したものです。