★ 代表コーチ&選手が
ワンランク上の実践テクニックを
1冊に凝縮!
★ トップ選手の実演で
「もっと速く」の極意を解説!
★ 水中の動き・身体の使い方もよくわかる!
◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆
本書は、ジュニアスイマーからマスターズスイマーまで、
もっと速く泳ぎたいと熱望する方々のために
つくられたものです。
そのため、日本のトップレベルで活躍する選手の
技術をあますことなく紹介しています。
泳ぎのテクニックは、
時代の流れとともに変わってゆくものですが、
本書では現時点におけるトップ選手が行う
効率の良い技術、すなわち
タイムを縮めるコツをたくさん習得することが
できる構成となっています。
また、速く泳ぐために必要な要素として、
障害予防のトレーニング、
水との親和性や泳ぎの動作に繫がる
ドライランドトレーニング、
そしてより高い推進力を発揮するための
ウエイトトレーニングなど
トップ選手が実際に行っているトレーニングも
収録しています。
私は日頃からトップ選手の指導に
携わっておりますが、そこでの幅広い技術レベルの
指導経歴とスポーツサイエンスをもとに
本書を制作しました。
内容を参考にしていただき、
「 自分自身が成長することを楽しみ 」ながら
自己ベスト記録を更新できるよう、
心から応援しています。
Let’s have fun swimming.
中京大学スポーツ科学部 講師
体育会水泳部 コーチ
草薙 健太 (くさなぎ けんた)
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆ PART1 背泳ぎの特徴
*コツ01 スタート
水平方向に強く蹴りだす技術を身につける
*コツ02 バサロキック
速く泳ぐためのカギはバサロキック
*コツ03 ターン
壁との距離感をつかむことが大切
・・・など全4項目
* 背泳ぎの競技規則を知っておこう
☆ PART2 背泳ぎのスタート
*コツ05 スタートの変遷
スタートのフォームは近年進化した
*コツ06 スタートのポイント
水面に対して平行に飛び鋭角に入水する
*コツ07 ドリル V字型スタート
全力で壁を蹴って遠くまで飛ぶ
・・・など全4項目
☆ PART3 背泳ぎのキック
*コツ09 キックの種類
正しいキックで大きな推進力を得る
*コツ10 バサロキック
八の字に下ろししぼりながら蹴り上げる
*コツ11 ドリル フライオンバック
正しいバサロキックを身につけるドリル
・・・など全8項目
☆ PART4 背泳ぎのターン
*コツ17 3つの局面
それぞれの局面に上達のコツがある
*コツ18 ターンイン1
やや遠くの水をキャッチしてからターンする
*コツ19 ターンイン2
首にマフラーを巻くように素早く反転する
・・・など全6項目
☆ PART5 背泳ぎのストローク
*コツ23 ストロークの進化
水をいかに早く抑えていかに早く押し切れるか
*コツ24 ドリル 背泳ぎからクロール
背泳ぎとクロールを3ストロークずつ行なう
*コツ25 ドリル ヒューマン
耳の近くに入水させてから水をキャッチする
・・・など全12項目
☆ PART6 ストレングストレーニング
*コツ35 トレーニングの種類
速く泳ぐために必要な3種類の陸上トレ
*コツ36 障害予防トレーニング
ケガや故障を予防するための陸上トレーニング
*コツ37 ウエイトトレーニング
筋肉を肥大させて爆発力につなげる
・・・など全4項目
☆ 巻末特集
トップ選手・指導者が心がけていること
*コツ39 トップを目指すために
宇野柊平
「 普段から試合を想定して練習する」
小西杏奈
「 ストロークを強くするために
ウエイトトレーニングにしっかり取り組む 」
高橋美樹
「 楽しく仲間と励まし合いながら水泳を 」
*コツ40 指導のポイント
草薙健太
「 仲間と競争が楽しいと思える
環境をつくってあげる 」
◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆
草薙健太(くさなぎ けんた)
沼津学園高校から中京大学を経て、
現在は中京大学スポーツ科学部
競技スポーツ科学科において講師の職に就き、
体育会水泳部のコーチも務める。
これまで世界選手権やアジア大会、
パンパシフィック等で代表コーチを歴任する。
指導歴
2010年 日本大学選手権男子総合優勝
2010年 アジア大会 代表コーチ
2011年 世界選手権 代表コーチ
2011年 ヨーロッパグランプリ 代表コーチ
2011年 日本大学選手権女子総合優勝
2013年 東アジア大会 代表コーチ
2013年 日本大学選手権男子総合優勝
2014年 マラソンスイミングワールドカップ
香港大会 代表コーチ
2017年 ユニバーシアード大会 代表コーチ
2018年 パンパシフィック東京大会 代表コーチ
2018年 アジア大会 代表コーチ