★ 実戦技術が育つ!
★ 『重要ポイントの解説』&『役割に沿った鍛え方』
★ 個々の成長がチームの総合力を高める!
★ ラン・ステップ・パス・タックル・キック…
◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆
日本代表チームの2019ワールドカップでの
快挙に代表されるように、
日本のラグビーは世界の中でも強豪国に仲間入りをしようか、
というレベルまできています。
実際に子どもたちの話を聞くと
「将来は日本代表!」
「日本代表の○○選手が好き」というように
ラグビー、そして日本代表の認知度も高まっています。
2019年ワールドカップ以降になると、
知っていることはもちろん、ラクビーに興味を持ち、
実際にプレーしてみたいという子どもたちも
増えているようです。
急激に広まったラグビーへの注目度や認知度に対し、
現場の指導者不足や今の時代にあったコーチングの
ノウハウが少し追いついていないように思われます。
一方で、世界の強豪国ニュージーランドの
「オールブラックス」はどうでしょうか。
彼らがなぜ強いかというと、
「基本プレーの徹底」を重きを置き、
基本プレーの精度やスピードに徹底して
こだわっています。
一見、派手なプレーにも見えますが、
基本プレーの連続であり、
すべてのプレーのスキルが高いので引き出しも多い。
そして、状況や場面にあわせた判断が
優れているのも欠かせない要素です。
つまり、ラグビーで上達するには、
状況判断する力とそれを実行する忠実な基本プレーが
必要なのです。
本書では、その基本プレーに磨きをかけ、
さらにスキルアップしていくというテーマですが、
もうひとつ、状況に応じた「判断力」も
身につけてもらいたいと思います。
小学生のミニラグビーはもちろん、
中学生やジュニアチーム、
高校生の初心者でも身につけてもらいたい
「基本プレー」と「判断力」は
上達に欠かせないスキルです。
ラクビーを心から楽しみ、
チームで活躍できる選手に成長しましょう!
この本がその手助けとなれば幸いです。
ワイルドナイツスポーツプロモーション代表
元日本代表 三宅 敬
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆ PART1
ワンランク上のランニング&タックル
* ポジションこだわらずすべてのスキルをアップする
* 個人スキルを完全マスターしより高いレベルでプレーする
* 両手でボールを持ってまっすぐ前に走る
・・・など
☆ PART2
ボールキャリアーのハンドリング&パススキル
* パスを展開しながらスピーディーな攻撃を仕掛ける
* ボールを指先で弾いて回転をかけずに投げる
* 回転をかけながらボールを押し出す
・・・など
☆ PART3
ブレイクダウンを制して勝利を目指す
* ブレイクダウンを制してゲームの主導権を握る
* 体を伸ばしてボールを遠くに置く
* ボールをまたぐようにして体を前傾させて構える
・・・など
☆ PART4
状況に応じたキックを使い分ける
* キックを使う状況エリアを考えてプレーする
* 足の甲に当てて縦回転のゴロを蹴る
* ヒザ下でコンパクトに振ってボールをヒットする
・・・など
☆ PART5
チーム全体でアタック& ディフェンススキル
* ゲインラインを挟んで攻守がせめぎ合う
* スピーディーな攻撃でゲインラインを突破する
* 用意したプレーを実行してゲインラインを突破
・・・など
☆ PART6
セットプレーを極めてボールの争奪に勝つ
* マイボールを確保して次のアタックにつなげる
* 正しい姿勢をつくってスクラムを組む
* 安定したスクラムから攻撃をスタートする
・・・など