★ 作り手から演者まで、
すぐに活用できる実践ノウハウを凝縮。
*感情移入させる物語を構築するコツ
*ツールを使いこなして思い通りの表現を作る
*意図・思惑を生み出す色や音のテクニック
★ 場面をもっと印象的に!
★ 観客にもっと没入感を!
◇◆◇ 監修者からのコメント ◇◆◇
これまで30年、映画を作りたいと思った方々の
お手伝いをしてきました。
その中で、映画作りで編集がいかに重要であるかを
実感してきました。
実は、簡単な技術や手法で、
同じ素材が見違えるように輝き始めるのです。
映画を楽しむだけではなく、編集の力に気づくことで、
より深い映画体験ができます。
この本を手にしたあなたは、作り手としての扉を
開き始めているのかもしれません。
また、映画編集の探求に挑戦しようと
思い始めているのかもしれません。
編集は、映画作りで最も重要な魔法です。
観客の無意識に働きかけ、心を動かす技術です。
本書では、映画編集についての基本的な知識や
理論から、具体的な技術や手法までを広く紹介し、
編集の役割や重要性について
深く理解することができます。
また、映画編集に必要なソフトウェアや
ツールについても紹介し、編集作業に必要なスキルを
身につけることができます。
この本が、映画の編集に興味を持つ方々や、
映画制作に携わる方々のお役に立てることを
願っています。
映画の魅力を深く理解し、
より良い映画制作を目指すための
一助となれば幸いです。
衣笠 竜屯
◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇
☆ CHAPTERⅠ
最強の道具を揃えよう[起]
* コンピューター時代でも編集の基本はパラパラ漫画
* コンピュータを知って自分に合った環境を整えよう
* 編集と再生は環境が異なる
本番を意識して機材を選ぼう
・・・など
☆ CHAPTERⅡ
物語を彩る編集テクニック[承]
* 物語の本質は変化にある
時間を操って物語を作ろう
* 変化とじらしで惹きつけられる構成を作る
* 素材を組み合わせて観客を物語に誘導しよう
・・・など
☆ CHAPTERⅢ
色と文字で世界観を操る[転]
* グレーディングとフェード、オーバーラップ
* デジタル編集での画像表示の色の仕組み
* 映像の明るさと色調をビデオスコープで表示する
・・・など
☆ CHAPTERⅣ
音の調整から納品まで[結]
* アフレコ音声の録音とタイミングの合わせ方
* 音声を仕上げる MA(Multi Audio)
* 音量を測る レベルとラウドネス
・・・など