★ 家の中が、学校が、街が、進化した100年を、
道具のうつり変わりでひもとく!
★ こんな「あたりまえ」はいつごろから?
*スイッチ一つでごはんが炊ける
*写真も音楽もスマートフォン1台で
◇◆◇ 本書について ◇◆◇
みなさんは夜に部屋を明るくしたい時はどうしますか?
お腹が空いて食べ物を温めたい時は何を使いますか?
友達に用がある時はどのようにそれを伝えますか?
今ではスイッチを押せば部屋の電気が付き、
冷蔵庫に入れておいた食べ物は電子レンジで温めて
すぐ食べることができます。
スマートフォンを使えば離れた友達とも
連絡が取り合えます。
では物が少なく、電気やガスもない時代の人々は
どのような暮らしをしていたのでしょう。
昔の道具は身近なものを利用し作られ、
自然の力を上手く活用して生活していました。
しかしそれらの道具を使うと時間と手間がかかったのです。
「生活をより便利にしたい」という人々の気持ちは
はるか昔から変わりません。
「より簡単に、より便利に」
誰もがそう思う道具は
進化を遂げていきました。
そして高度経済成長期という時代、
世の中はどんどん豊かになりました。
ガスや電気といったエネルギーが活用され、
テレビや冷蔵庫、洗濯機などの道具が
家に置かれるようになりました。
そして今では物とインターネットが
繋がる時代を迎えています。
本書はそんな道具と暮らしの移り変わりを、
時代の変化とともに紹介しています。
本書を読んで、道具と人々の関わりや歴史について
皆さんの学習を深めることができれば幸いです。
◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇
☆第1章 家の中の道具
* 食卓
* お米を炊く
* 食べ物を保存する
* 家を掃除する
* 服を洗う
* トイレ
* お風呂
* 水道
* あかり
* 部屋を暖める
・・・など
☆第2章 学習と趣味に使う道具
* 机とイス
* 黒板
* ノートとえんぴつ
* 通学鞄
* 学生服
* 履きもの
* 雨具
* 計算機
* カメラ
* 音楽を聞く
・・・など
☆第3章 通信と産業・交通に使う道具
* ラジオ
* テレビ
* 電話機
* 自動車
* 船
* 飛行機
* 鉄道
* 信号機
* 街灯
* ゴミ箱
* 郵便ポスト
・・・など