南イタリア イラストガイドブック 改訂版 地中海の光に輝く 世界遺産の街をめぐる旅
3月 31st, 2020 Posted in おでかけ, 欧米, 海外, 海外ガイド | 南イタリア イラストガイドブック 改訂版 地中海の光に輝く 世界遺産の街をめぐる旅 はコメントを受け付けていません★ Buon viaggio!(良い旅を!)
★ さあ南イタリアへ出発!
★ 紺碧の海と風にきらめく人情味あふれる街角、
いにしえの人々の足跡が
今も息づく古都、美しい風景…
歴史と文化にあふれた街々を
イラストでご紹介します。
◆◇◆ 本書について ◆◇◆
南イタリアの魅力は、青い空に紺碧の地中海、
多彩な文化と歴史、そしてフレッシュチーズや
オリーブオイルなどの豊富な食材とその料理です。
様々な文化の交差点であったこの地域では、
自分達の考え方や生活スタイルをしっかり守りながら
独自の世界をつくりあげてきました。
家族や友人との結びつきを大事にし、
弱者に親切な人達は、旅行者も
家族のように迎え入れてくれるはずです。
この本は、他にない個性的な都市が散りばめられた
南イタリアの魅力を少しでも伝えたいと思って書きました。
観光名所の訪問だけにとどまらず、
南イタリアにどっぷりつかっていただく
旅行のヒントになればと願っています。
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆ ナポリ
古くから「ナポリを見て死ね」
(Vedi Napoli e poi muori)と言われる
南イタリア最大の都市ナポリは、
古代ギリシャ都市として始まり、
長く歴史上の重要都市として発展してきました。
ナポリ湾の美しい景色や歴史的•
文化的見どころが多くあり、
ことわざ通り一生に一度は見たい都市です。
1995年「ナポリ歴史地区」と
して世界遺産に登録されました。
* ポジッリポの丘から
* スパッカナポリとサングレゴリオ・アルメーノ通り
* 大聖堂とサン・ドメニコ・マッジョーレ広場
* サンタ・キアラ教会
* ガレリアとプレビシート広場、サン・カルロ劇場
* 国立カポディモンテ美術館
・・・など
☆ カンパーニア
ナポリのあるカンパーニア州には、
アマルフィ海岸やカプリ島などの
風光明媚なリゾート地と、
火山の噴火によって約2000年前のローマ人の
生活がそのまま埋まった貴重なポンペイ遺跡、
カゼルタの王宮やパエストゥム遺跡など
多くの世界遺産があります。
また水牛から作られるモッツァレッラチーズの
本場として知られています。
* カンパーニア州
◎ アマルフィ
* アマルフィ
* ポジターノ
* チンブローネ荘とルーフォロ荘
・・・など
◎ カプリ
* カプリ島マリーナグランデ
* 青の洞窟
* ファウヌスの家
* カゼルタの王宮
* プロチダ島
・・・など
☆ プーリア
イタリア半島の踵かかとにあたる地方で、
ローマからのアッビア街道の終点であり、
古代はギリシャと東方の玄関口として栄えました。
アルベロベッロやマテーラなど魅力的な小都市がたくさんあり、
平地が多いためオリーブ栽培が盛んで、
そのオリーブオイルはイタリアの中でも
最も香り高いと言われています。
* プーリア州とバジリカータ州
* 幸せを呼ぶプーリアの笛
* カステル・デル・モンテ
* 素敵な田舎に泊まる
* 人によるプレゼーペ
・・・など
☆ シチリア
地中海に浮かぶ最大の島シチリアは、
3つの岬みさきをもつことから、
古代ギリシア人が「トリナクリア」(3つの岬)と呼び、
現在でも3本の足を持つ顔がシンボルとなっています。
歴史的に様々な国の支配を受けたことから、
古代ギリシア、アラブ・イスラム、
ヨーロッパの融合が都市・建築・美術に見られ、
さらに料理や地名にも各時代の影響が残る
多文化共存のお手本のような島です。
* パレルモ
* あやつり人形Pupi
* タオルミーナ
* シラクーサ
* シチリアの食べ物
・・・など
◆◇◆ 著者プロフィール ◆◇◆
青木 タミオ:Tamio Aoki(著)
金沢美術工芸大学油画卒。
シエナ大学短期語学留学。
美術系進学者のための美術研究所代表。
美術大学生、デザイナー、アーティストのための
イタリアを主に美術ツアーを多数主催。
中橋 恵:Megumi Nakahashi(著)
1998~ 2000年にイタリア政府奨学生、
ロータリー財団奨学生として建築の勉強のため留学。
ナポリ在住。日伊間コーディネーター。
ツジイ ユキエ:Yukie Tsujii(画)金沢美術工芸大学日本画卒。
※本書は2016 年発行の
『地中海の光に輝く 南イタリア イラストガイドブック 世界遺産の街をめぐる旅』
を元に、再取材・再編集した新版です。