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仏像

動画付き改訂版 やさしい仏像彫刻 はじめてでも楽しく彫れる 癒しの仏さま・お地蔵さま

8月 31st, 2024 Posted in コツがわかる本, シリーズで探す, ホーム最新刊, 趣味・実用, 趣味実用 | 動画付き改訂版 やさしい仏像彫刻 はじめてでも楽しく彫れる 癒しの仏さま・お地蔵さま はコメントを受け付けていません

動画付き改訂版 やさしい仏像彫刻 はじめてでも楽しく彫れる 癒しの仏さま・お地蔵さま

★ 彫り方のポイントを動画付きで
  わかりやすく解説。

★ はじめてでも楽しく彫れる
  癒しの仏さま・お地蔵さま

★ 易しい工程から始められる。

★ 見て、作って、心が落ち着く7種のモチーフ。

◇◆◇ 監修者からのコメント ◇◆◇

私は、幼い頃から絵や工作が好きで
自宅で絵を描いたり、何かを作ったり、
また、近所の造形教室に通ったりする日々を過ごしました。
私のそうした嗜好や性格のため、
「三つ子の魂百まで」ということわざの通り、
その後本格的に彫刻家の世界を目指し、
ご縁あって今日、仏師の道を歩んでおります。

また仏像彫刻の限りない楽しさを広めたいという想いで
仏像彫刻教室を開き生徒さんと共に日々、
仏像彫刻を楽しんでいます。

本書では仏像彫刻教室をやってきた中で
初心者のお悩みである、
どんな彫刻刀を選ぶのか?
彫刻刀をどうやって使うのか?
など基本から彫っている途中のつまずきやすい所を
より詳しい手順を写真で紹介して教室の講習を
再現しています。

今回「親しみやすく、初心者の方でも彫れる」
の趣旨を受け、
私の作品の中から
「一寸地蔵お守り」
「一寸招き猫お守り」
「木彫りわらべ観音像」
「木彫りわらべ大黒壁掛け」
「薬師如来像」
「七福神の布袋尊像」
「七福神の弁財天像」
を選ばせていただきました。

多少難易度の差はありますが、
いずれも、初心者の方でも彫れるものです。
前半は初心者向けの簡単なモチーフ、
後半は中級者向けの少し難易度の高いモチーフと
なっております。

ぜひ愉しみながらご自身の作品づくりに
お取り組みいただければ幸いです。

監修者 鈴木 謙太郎

◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇

☆ 第1章[基礎編]
制作する前に押さえておくこと

* 必要な彫刻刀を揃える
* 彫刻刀の正しい持ち方
* 彫刻刀の正しい研ぎ方
・・・など

☆ 第2章[実践編]
癒しの仏さま・お地蔵さまを彫る

* 一寸地蔵お守りの彫り方
* 一寸招き猫お守りの彫り方
* 木彫りわらべ観音像の彫り方
* 木彫りわらべ大黒壁掛けの彫り方
* 薬師如来像の彫り方
・・・など

☆ 第3章
7体の図面集

* 一寸地蔵お守り
* 一寸招き猫お守り
* 薬師如来像
* 木彫りわらべ大黒壁掛け
* 木彫りわらべ観音像
・・・など

※ 本書は2021年発行の
『やさしい仏像彫刻 はじめてでも楽しく彫れる 癒しの仏さま・お地蔵さま』
を元に、新しく動画コンテンツの追加、
書名・装丁の変更、必要な情報の確認を行い、
「改訂版」として新たに発行したものです。

動画付き改訂版 仏像彫刻 表情・頭部・手・足 細部を美しく仕上げる

12月 27th, 2023 Posted in コツがわかる本, シリーズで探す, 趣味・実用, 趣味実用 | 動画付き改訂版 仏像彫刻 表情・頭部・手・足 細部を美しく仕上げる はコメントを受け付けていません

動画付き改訂版 仏像彫刻 表情・頭部・手・足 細部を美しく仕上げる

 

★ 手軽に再生できる動画と図解でわかりやすく解説!

 

★ 特徴的な形状の再現から種類による彫り分けまで。

 

★ 各部位の表現力を高めるポイントを抽出!!

 

 

◇◆◇ 監修者からのコメント ◇◆◇

 

木彫りの仏像彫刻というのは、千数百年にわたる歴史に
はぐくまれてきた日本独自の文化であり、
何世紀にもわたって、師から弟子へとその努力や
技術が受け継がれてきたかけがえのない
歴史遺産です。
何百年という時間をかけて育ってきた木に向き合い、
仏像を彫っていると豊かな木の香りに包まれ、
触れているだけで優しくあたたかい気持ちに心が
満たされるのを感じます。

 

仏像は1000年以上も昔から礼拝の対象として、
日本人の喜怒哀楽と密接にかかわりながら
発展してきました。
私たちのさまざまな思いを受け止めてくれる仏像を
自分の手で彫ることは、単に自分の時間を
そこに費やすという物理的な作業だけではなく、
うまいへたに関わりなく、自分の人生の一部をそこに込める
行為ではないかと私は考えます。

 

仏像制作は、慣れないとたいへんな作業に
思われるかも知れませんが、
実際に作品が完成した時の喜びはとても大きく、
何物にも代えがたいものです。
ひたむきに作品に向き合い、
心を込めて彫ることで、
誰でもその人らしい作品を作り出すことができます。

 

仏像彫刻は男女年代を問わず、
どなたでも始められるすばらしい趣味です。
ぜひ自らの手で、
仏像彫刻の奥深い世界に触れてみてください。

 

仏師 関 侊雲(侊心会 仏像彫刻・木彫刻教室代表)

 

 

◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇

 

☆第1章 [基礎編]制作する前に押さえておくこと
道具と材料の選び方と使い方の基本、仏像各部の寸法比率
* 必要な彫刻刀を揃える
・これだけは揃えたい基本の彫刻刀
* その他の道具を揃える
・その他の道具はできるだけ専門店で
使いやすいものを選ぼう
* 彫刻刀を正しく持つ
・彫刻刀は3 種類の持ち方を使い分けよう
・右手薬指と小指を材料に、
左手親指を刃に添えて彫る
・・・など

 

☆第2章 仏像の表情を形づくる
* 基本の顔の彫り方
・基本の顔の彫り方を知ろう
* 顔の各パーツを彫る
・額と眉毛と目の彫り方の基本を知ろう
・やさしい表情にするか険しい表情にするかを
決めよう
・まぶたと目の彫り方を工夫しよう
・目の周囲の彫り方を工夫しよう
・・・など

 

☆第3 章 頭部を彫る
* 宝髻
・宝髻の彫り方の基本を知ろう
* 螺髪
・螺髪の彫り方の基本を知ろう
・螺髪の彫り方を工夫しよう
・・・など

 

☆第4 章 手を彫る
* 各種の手の形の彫り方
・手の彫り方の基本を知ろう
* 施無畏印の彫り方
・指と指の間の隙間を空けるのは第二関節まで
* 来迎印の彫り方
・人指し指と親指の接点を互い違いにする
・・・など

 

☆第5 章 足を彫る
* 立像の足の基本の彫り方を知ろう
・両方の足の幅を決めて下描きする
・カットにはノコギリと平刀を使い分ける
・布の境目を彫る際も中心線を下描きする
・布のやわらかさを見せるための工夫をする
・・・など