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川柳

川柳入門 表現のコツ50 新装改訂版 楽しくもっと上達できる

12月 27th, 2023 Posted in コツがわかる本, シリーズで探す, 趣味・実用, 趣味実用 | 川柳入門 表現のコツ50 新装改訂版 楽しくもっと上達できる はコメントを受け付けていません

川柳入門 表現のコツ50 新装改訂版 楽しくもっと上達できる

 

★ たくさんの例句と共に
「十七音字の魅力」を追求します。

 

 テーマ&言葉選びや喩えのテクニック

 

★ あえてドラマチックな演出で魅せる

 

★ 鑑賞から学ぶ詠み方の奥深さ

 

 

◇◆◇ 監修者からのコメント ◇◆◇

 

川柳が誕生してから、二百五十余年が経ちます。
その内容は、二つのグループに分けられます。
一つは自分を詠む主観的な川柳で、
もう一つは他人を詠む客観的な川柳です。
伝統川柳や政治、世相を風刺する時事川柳は、
客観的な視点の川柳です。
新聞に掲載されているものやサラリーマン川柳などが
あげられます。

 

これに対し、現代川柳は、自分を詠むグループで、
五七五の主題は自分です。
「私」が主役であります。
自分を俯瞰しながらも、
揺れ動く心理状態を表現していくのです。
そして、自分に向き合い感情をさらけ出すほど、
味わいのある川柳が生まれます。

 

この世に自分ほど面白い素材はありません。
様々な体験を積めば積むほどその素材の趣は
増していくので、人生経験豊富な人ほど共感を
呼ぶ作品をつくることができます。
現代川柳は、自分という面白さを川柳の中で存分に
発揮することができる誰でも楽しめるものです。

 

本書は、川柳に興味を持ち、
作句に挑戦してみようという方へ向けて、
句を詠むうえでの基本的な事項を踏まえて
紹介しています。
本文中には、たくさんのお手本となる句も掲載し、
川柳をつくると同時に鑑賞する醍醐味も
味わうことができます。

 

現代川柳を通して、
自分を表現する創作の楽しさを
感じていただけたら嬉しく思います。

 

杉山 昌善

 

 

◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇

 

☆PART1 川柳の世界に触れてみよう
* 川柳のルーツを知る
* 俳句との違いを知る
* 川柳の三大要素を心得る
* 現代川柳の面白さを味わう
・・・など

 

☆PART2 川柳上達のテクニック
* 十七音字で自分の世界をつくる
*「上五」「中七」「下五」の名称を知る
* 平明にして深く
* 身のまわりから素材を選ぶ
・・・など

 

☆PART3 川柳を詠んでみよ 
* 喜怒哀楽を五七五に詠む
* 日常の嬉しさや感動を見つ
* 怒りの気持ちを句にする
* 共感を呼ぶ哀愁を描く
・・・など

 

☆PART4 川柳を鑑賞する 
* 上達のための作品鑑賞
* 朴訥なユーモアを味わう
* 瑞々しい感性に触れる
* 人間の面白さを観察する
・・・など

 

☆PART5 川柳を評価する
* 選者の役割や資質を知る
* 添削で技術を高める
・・・など

 

☆PART6 川柳の楽しみ方
* 自分の句を人に読んでもらう
* 句会に参加してみる
* 句会の流れを知る
* 自分の句を投稿してみる
・・・など

 

*PART7 詠む人で変わる川柳の魅力
* 男女で詠み合う楽しさを鑑賞す
* 川柳Q&A

 

※ 本書は2020 年発行の
『楽しく上達できる 川柳入門 表現のコツ50 新版』
を元に、書名・装丁の変更、必要な情報の確認、
一部内容の変更を行い「改訂版」として
新たに発行したものです。

噺家が詠んだ昭和川柳 落語名人たちによる名句・迷句500

2月 2nd, 2019 Posted in 趣味・実用, 趣味実用 | 噺家が詠んだ昭和川柳 落語名人たちによる名句・迷句500 はコメントを受け付けていません

噺家が詠んだ昭和川柳 落語名人たちによる名句・迷句500

 

★ 知られざる「鹿連会(しかれんかい)」の詩句にあの時代を振り返る!

 

★ 噺家たちの素顔が見られ、おかしみがにじみ出る。

 

★ 「鹿連会」そうそうたる顔ぶれ
六代目 三遊亭圓生
八代目 桂文楽
五代目 古今亭志ん生
五代目 柳屋小三
三代目 桂三木助
八代目 春風亭柳枝
初代  桂正楽
六代目 三升家小勝
七代目 橘屋圓蔵
十代目 金原亭馬生
二代目 三遊亭圓歌 ほか

 

◆◇◆ 本書について ◆◇◆

昭和のはじめに結成された川柳会は、その名も「鹿連会」。
昭和5年に発足した会は5、6回で自然消滅し、
戦後昭和28年に再開したあとは
10年以上続きました。

本書では、名人たちの貴重な名句・珍句から、
落語家たちの素顔や、
彼らが生きた時代を垣間見ることができます。

当時の写真のほか、
時代背景や用語解説付きで紹介します。

 

◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆

☆ 第一幕
昭和28年・29年の鹿連会作品
* 28年
10月 松茸・競輪・紋付・情け
11月 映画・酉の市・鯛
・・・など
* 29年
3月 マッチ棒・豆腐・刃物 他
4月 お花見・草・蛤
・・・など

☆ 第二幕
昭和30年代の鹿連会作品
* 30年

7月 鼻歌・半分 他
8月 エビ・耳・夏 他
・・・など
* 31年
1月 時計・お鍋・帯
12月 幽霊・茶・夫婦・水 他
* 32年
2月 電気・祭り・雪 他
7月 団扇・新聞 他
・・・など
* 33年
2月 相撲・天ぷら・拭く
6月 吉原 他
・・・など

☆ 鹿連会話
* 鹿連会物語
* 川柳と落語
* 黄金時代
* 志ん生・馬生・志ん朝
* 三人三様

* コラム
会員作の川柳が広告コピーになる

 

◆◇◆ 編集協力者プロフィール ◆◇◆

五代目古今亭志ん生の長男である、
十代目金原亭馬生(美濃部清)の次女として、
台東区谷中に生まれる。
叔父は古今亭志ん朝。
数十人の落語家達の中で育ち、
父、十代目馬生のマネージャー兼付き人をつとめる。
実姉は女優の池波志乃、
義兄は俳優の中尾彬、
長男は二つ目、金原亭小駒。
「心豊かに生きる」という理念に基づき、
一般社団法人日本文化推進企画を設立し、
落語会の企画など江戸落語の普及につとめる。