動画付き改訂版 魅せる!新体操 団体 上達のポイント50
9月 30th, 2023 Posted in コツがわかる本, シリーズで探す | 動画付き改訂版 魅せる!新体操 団体 上達のポイント50 はコメントを受け付けていません
★ トップチームの実演動画から学べる!
★ 競技力アップの秘訣!!
★ 投げ受け・同調性・練習法など
「団体ならでは」のコツがよくわかる。
★ 点数への理解を深めて
演技をもっとレベルアップ!
◇◆◇ 本書について ◇◆◇
2021年の東京五輪には、
日本からはフェアリージャパンが出場し
決勝進出を果たしました。
五輪本番での演技は、ややミスが多く
悔しい思いも残ったとは思いますが、
2004年のアテネ五輪のときは出場権を得ることすら
できないほど落ち込んでいた時期もあったことを思えば
地元開催のプレッシャーの中で健闘したと思います。
2008年北京五輪に出場、2012年ロンドン五輪、
2016年リオデジャネイロ五輪、そして東京と
3大会連続で決勝進出と、
団体に関しては日本は世界でも
上位争いができるところまで競技力が
上がってきました。
東京五輪でのメダル獲得はならなかった
フェアリージャパンですが、
同年の世界選手権では
種目別「ボール」「フープ&クラブ」ともに
銅メダルを獲得。
フェアリージャパンの活躍のおかげで、
「新体操といえば団体」をイメージする人も
増えてきました。
今も、日本全国で小学生から大学生まで
多くの選手たちが、日々真摯に練習に取り組み、
自分たちの団体作品に磨きをかけていることでしょう。
現在は未就学児や小学生から
新体操を始めるケースが増えていますが、
ジュニアクラブや中学の部活などでは
「まず団体」を経験することが多いようです。
仲間たちと一緒に汗を流し、
自分たちの作品を創り上げる。
新体操の団体では、芸術スポーツのもつ魅力を
存分に感じられると思います。
誰もがフェアリージャパンに
なれるわけではありません。
しかし、誰もが輝くことはでき、
また誰もが新体操を通じて素晴らしい仲間を
得ることはできる可能性をもっています。
今、毎日のように団体練習に明け暮れているあなたに、
団体の面白さや素晴らしさを
もっともっと感じてほしい。
この本にはそんな思いがたくさんつまっています。
新体操の団体を頑張りたいという方の
お役に立てば幸いです。
◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇
☆ Part1
団体競技の点数はどう決まるのかを知ろう!
* 難度点(D)の計算法を知ろう!
* 芸術(A)、実施(E)の計算法を知ろう!
* 団体演技の必須条件「身体難度(DB)」の
定義を知ろう!
* 団体演技の必須条件「交換難度(DE)」の
定義を知ろう!
・・・など
☆ Part2
「必須条件」を満たし、得点の底上げをめざそう!
* 確実にカウントされるジャンプ/リープ(DB)を
身につける!
* 正確な実施でバランス(DB)の
取りこぼしをなくそう!
* しっかり回り切り、ローテーション(DB)で
点数をとる!
* 確実性の高い基本的な交換難度(DE)は、
完璧に決める!
・・・など
☆ Part3
2022ルールの要・芸術点をしっかりキープ!
* 華やかな投げ受けが魅力!
様々なパターンに挑戦したい「フープの投げ受け」
* 「落下」は命取り!
正確な実施をめざそう「ボールの投げ受け」
* バリエーション豊富!
工夫して独創性を出そう「クラブの投げ受け」
* 力強い操作で大きなミスを防ごう!
「リボンの投げ受け」
・・・など
☆ Part5
減点を減らして、得点力をアップ!
* 減点には「芸術減点」と「技術減点」が
あることを理解する
* 2022年ルールの肝「芸術減点」とは
何かを理解する
* 芸術的評価につながる音楽の
選び方を心得よう!
* よく見られる「技術的欠点」(身体の動き)を
意識する
・・・など
☆ Part6
団体演技に生きるトレーニングを取り入れる
* 日本女子体育大学の基礎トレーニングを
学び、参考にしよう!
* 投げの精度をとことんUP!
コントロールトレーニングを毎日やろう!
* ミスにも難なく対処できる判断力、
瞬発力を鍛える
* 同調性を高めるためのトレーニングを
取り入れよう
・・・など
☆ Part7
団体ならではのチームワークの育て方を知ろう!
* チームの一体感を高めるための工夫をしよう!
* ミスが出ても、チームの雰囲気を上げる方法を
見つけよう!
* 「練習への取り組み方」に差があるときの
意見調整の仕方を考える
* 作品の理解に差があるとき、
チーム内の意見のまとめ方を考える
・・・など
※ 本書は2018年発行の
『チームで魅せる! 新体操 団体 上達のポイント50』
を元に、動画コンテンツの追加と書名・装丁の変更、
必要な情報の確認・更新を行い、
「改訂版」として新たに発行したものです。