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全身の病は口から防ぐ! デカヘッド「歯」ブラッシング 糖尿病・心筋梗塞・誤嚥性肺炎の悪化をストップ

6月 30th, 2018 Posted in コツがわかる本, シリーズで探す, 健康, 趣味・実用 | 全身の病は口から防ぐ! デカヘッド「歯」ブラッシング 糖尿病・心筋梗塞・誤嚥性肺炎の悪化をストップ はコメントを受け付けていません

全身の病は口から防ぐ! デカヘッド「歯」ブラッシング 糖尿病・心筋梗塞・誤嚥性肺炎の悪化をストップ

★ 「糖尿病」「心筋梗塞」「誤嚥性肺炎」の悪化をストップ!

★もはや常識!?「健康寿命は口内環境で決まる!」「歯周病は万病のもと!」

★ 今すぐブラシを変えるだけ!!

★ 1本で歯茎もマッサージも!気持ちいいから続けられる!!

 

◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆

歯周病は「わが国民の約8割が罹患している国民病だ」という説明を聞いたことはありませんか。
軽症のケースもすべて含めた最大の推計ですが、最近では歯周病が糖尿病や心臓病とも関係しているというようなニュースまで聞こえてきて、人生100年時代といわれては、今は病気でなくても、とても他人事とは思えない話題です。

本書では歯周病の最新情報の提供だけではなく、その前提となる「ブラッシング上達のコツ」をお伝えすることをメインテーマにおきました。
歯周病は歯磨きだけで完治できるわけではありませんが、口腔清掃が良好に維持されていることが予防や治療の上では大前提です。
「ブラッシング上達」というなかには「うまくなる」と「続ける」の二つの要素があります。
アドバイスしやすいのは磨き方のコツですが、続けることにもコツが大切です。
また、歯周病は歯だけではなく体の病気との関連がありそうだという怖さをお伝えすることも、「続ける」動機付けになるだろうと思います。

本書では、一般的な説明では改善しなかった方向けに、別の表現や工夫をコツとして試してもらいたいという提案をしています。
歯ブラシ指導の基本のひとつはコンパクトヘッドのブラシを歯ぐきに45度の角度であてて小刻みに動かすというものですが、それとは逆に「デカヘッド」歯ブラシで歯の表面も生えぎわもいっぺんに狙うという発想です。
ちょうど、ゴルフのドライバーもテニスラケットもデカヘッドに変わったら打ちやすくなり、楽しくて長続きするというのに似ています。

歯ブラシは大きくなければダメだと主張しているのではありません。
健康を大切にする一環として歯にも関心を持っていただき、これまでにうまくできなかったり続かなかったりしたブラッシングが少しでも改善してくれたらと思います。
かかり付け歯科医院を見つけることも有効です。
最終的に、良い口腔環境が維持されることにつながれば幸いです。

昭和大学歯学部歯周病学講座教授
山本松男

 

◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆

第1章 口内細菌が原因で全身の病気が悪化する
* 口腔ケアがなぜ見直されているのか?
* 悪玉菌がいても、歯周病にはならない?
・・・など。

☆第2章 歯周病の怖さと治療最前線 歯のケアはなぜ大事?
* そもそも歯周病ってどんな病気?
* 予防には歯科医院で早めの歯石除去と定期健診
・・・など。

☆第3章 噛めなくなる前にさまざまな口腔トラブルを撃退!
* 歯を失う原因の2位は虫歯
* 歯を失うと認知症・老化は急激に進む

☆第4章 健康な歯ぐきを守るセルフケア
* きちんと磨けるブラッシングのコツ
・ポイント 歯ブラシの大きさ・硬さは?
・ポイント 磨く順番は一方通行で
* これをマスターすれば歯周病なんか怖くない!
歯科医が教える歯のブラッシングのコツ
・・・など。

☆第5章 歯と歯のブラッシング! もっと知りたいなんでもQ&A
*Q ブラッシングを続けるコツがあれば教えてください。
*Q 舌ブラシが歯周病予防に効果がありますか?
・・・など。

 

山本松男
昭和大学歯学部歯周病学講座教授・博士(歯学)
東京医科歯科大学大学院修了後、米国アーカンソー州立医科大学留学、鹿児島大学歯学部助手、同大学生命科学資源開発センター助教授を経て平成17年より現職。
日本歯周病学会専門医・指導医。
歯周病専門医として、診療や教育、講演活動を広く行っている。