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空手

動画付き改訂版 空手「組手」 戦術の極意55

4月 26th, 2023 Posted in コツがわかる本, シリーズで探す, スポーツ, 一般 | 動画付き改訂版 空手「組手」 戦術の極意55 はコメントを受け付けていません

動画付き改訂版 空手「組手」 戦術の極意55

 

★ 世界に誇る最強道場が教える実戦のスキル!


★ 龍太郎選手の出演動画付きで
「勝つ」戦い方が身につく!

 

★ 相手タイプの分析と対策を充実させる!

 

★ 場所&時間から動き方を見極める!

 

★ 繰り出す打撃の精度を高める!

 

 

◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆

 

2020年の東京オリンピックでは、
はじめて空手が正式採用されました。
これまで世界規模で行われる大会は
存在していましたが、これまで以上に空手が
世界に普及していくことは間違いありません。

 

本来、柔道、剣道と並び日本の武道として
伝承されてきた空手道ですが、世界規模で行われる
主要大会に目を向けてみると、武道からスポーツ、
いわゆる『空手道』から競技としての『karate』に
その姿を変えつつあると言えます。
その傾向は形と組手の両方で、
顕著になっていると言えるでしょう。

 

本書では、荒賀道場での指導を元に、
試合に勝つための戦術や考え方を中心に、
試合で効果的な技の出し方などを解説しました。

 

本書を参考に、自身の経験や瞬間の判断などを
加えるなどして、さらに上を目指すための資料として
活用してください。

 

また、本書はシニアを想定したルールに合わせて
いますが、組手では各カテゴリーによってルールの
違いがあるため、それぞれのルールに照らし合わせて
読み進めていただけたら幸いです。

 

本書の中でも再三触れていますが、
組手の試合は恐怖心を伴うことから、
単に技術を知っているだけでは試合で活用するのは
難しく、他の武道やスポーツよりもいっそう、
体で覚えることが重要となります。
そのため、何度も繰り返し練習すること、
普段の生活から空手を意識しておくことは、
上達するためには非常に大切なことです。

 

本書の読者の中から、一人でも多く世界の舞台で
活躍する空手家が出てきてくれることを願ってやみません。

 

荒賀道場 荒賀正孝

 

 

◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆

 

☆第一章 試合時間帯別の考え方と進め方
≪試合前≫
* 自分の動きを顧みて、攻めるタイプ、待つタイプ、
下がるタイプのどれに該当するのかを知る
≪序盤≫
* 試合が始まったら、自分から攻めてみて、
その反応で相手のタイプを判断する
≪中盤≫
* ポイントでリードしている、あるいは並んでいても
先取している場合は、守りに入らずポイントを
積み重ね、安易に攻撃しない
≪終盤≫
* 先取してポイントで並んでいる、あるいは
僅差でリードしている場合は、下がらずに
カウンターのチャンスを待ち、間を保っておく
・・・など

 

☆第二章 試合場の場所別の攻め方と動き方
≪中央≫
* 試合場中央付近では、素早く自分の間を取り、
相手の動きに合わせてプレッシャーをかけ、
間に入ったらためらわずに攻める
≪場外際≫
* 相手を場外際に追い込んだら、無理にポイントを
取りに行かず、動く方向に動いてプレッシャーを
かけ、C2の反則やカウンターを狙う
* 相手をコーナーに追い込んだら、
合わせて動いて間を作らせず、
C2の反則を誘発させると同時にカウンターも狙う
* 場外を背にした場合は、フェイントを使って
間を取る。
または、相手に技を出させてカウンターを狙う
・・・など

 

☆第三章 状況別戦術的打撃テクニック
≪基本≫
* 相手がフェイントを入れたタイミングで、
前足を動かさず、後ろ足を引き付けて
悟られずに間を詰める
≪有効打≫
* 上段突きを誘い水にして中段突きを狙う
≪技有り打≫
* 警戒心の薄い背部を、中段蹴りで狙う
≪一本打≫
* 相手が出てきた瞬間、片手で持って
自分の方に引き込むように投げて突く
・・・など

 

☆第四章 対逆構え対策
≪心構え≫
* 逆構えに対する苦手意識を持たず、
平常心で試合に臨む
≪基本的な攻め方≫
* 相手の外を取るように動き、外を取った瞬間、
攻撃に転じる
≪突き技(対右構え)≫
* 刻み突きはなるべく使わず、前の手は防御に使い、
逆突きで打
≪突き技(対左構え)≫
* 右の刻み突きはなるべく使わず、左中段、
左上段突きで対戦する
≪蹴り技≫
* 外を取って相手のカウンターを受けないよう、
身体を倒して背中を蹴る
・・・など

 

☆第五章 荒賀龍太郎が実践した世界と戦うための戦術
≪基本≫
* 外国人選手の傾向や、外国の審判の特徴を
知った上で試合を進めよう
≪対技を出させたい選手≫
* こちらを誘い技を出させたいと考える相手には、
焦らず詰めて誘い、準備して相手が出る瞬間に突く
≪対間合いを取る選手≫
* 下がって間合いをキープする相手は、
コーナーに追い詰めて上段の技を見せ、
前足を払ってバランスを崩す
≪対圧力が強い選手≫
* 相手も間合いを詰めてくるタイプなら、
相手の仕掛けに下がらず準備して、
一撃で仕留められる技を出す
・・・など

 

☆第六章 試合前の調整法と試合に臨む際の心構え
≪調整法≫
* 試合前には、自分の技とタイプを想定した攻撃の
確認、状況を設定した戦い方を練習する
* 試合が近くなったら、対戦相手の研究と、
より入念な体のメンテナンスを行う
≪心構え≫
* 対戦相手を研究して、攻め方や対策などを
練っておく
* 試合会場に入る直前に、激しめのアップを行い、
ベストな状態を作っておく
・・・など

 

※ 本書は2018年発行の
『空手「組手」 戦術の極意55
最強道場が教える実戦のコツ』を元に、
動画コンテンツの追加と必要な情報の確認・更新を行い、
書名を変更し新たに発行したものです。

空手「組手」 必勝テクニック50 最強道場が教える攻撃技の極意

9月 3rd, 2019 Posted in コツがわかる本, シリーズで探す, スポーツ, 一般 | 空手「組手」 必勝テクニック50 最強道場が教える攻撃技の極意 はコメントを受け付けていません

空手「組手」 必勝テクニック50 最強道場が教える攻撃技の極意

 

★ もっと強く&正確に!
試合で勝つための一撃が打てる!

 

★ 世界一を複数輩出した名門道場の
教えで「技」を昇華させる!

 

★ 実戦で決まる突き・蹴り・連続技が身につく!

 

★ 対逆体へ効果的な技の繰り出し方がわかる!

 

★ コツを捉えたトレーニングでスピードと精度を高める!

 

 

◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆

 

柔道、剣道と並び日本の武道として伝承されてきた空手道は、
2020年の東京オリンピックで、
形、組手とも正式競技として採用されました。
今後は、ますます世界に普及していくことでしょう。

 

その空手道ですが、特に組手で、
武道からスポーツ、いわゆる「空手道」から
「競技空手」にその姿を変えつつあると言えます。

 

そこで本書では、日頃、
荒賀道場で指導している試合に勝つための技、
テクニックを中心に解説しました。
また、私の教え子であり、現時点で現役選手でもある
長男の龍太郎が得意としている技や、
長女の知子と次男の慎太郎が現役選手だったときに
得意としていたテクニックも紹介しています。

 

基本となる部分は変わりませんが、
空手は世界に普及するのと比例するように、
少しずつ姿を変えています。
そのため、トレンドなども取り入れる必要があり、
世界を相手に戦う現役選手、
あるいは現役を退いて間もない選手のテクニックは、
参考になるはずです。

 

ただし、組手の試合は生き物同然。
相手や相手との相性などが違えば、
本書で解説したテクニックが、
必ずしも効果的とは言えない場合もあり得ます。
ここで書かれている内容は、答えの一つであると捉え、
ご自身の経験や瞬間的なひらめき、
判断などを加味しながら、
最善策を見つけ出してください。

 

また、本書はシニアを想定したルールに合わせています。
組手で各カテゴリーによってルールの違いがあるので、
それぞれのルールに照らし合わせて
読み進めていただけたら幸いです。

 

本書を参考に試合に臨んだ結果、
試合で好成績が残せた。
さらには世界の舞台での活躍につながった。
そんな空手家が一人でも多く
出てきてくれることを願っています。

 

荒賀道場 荒賀正孝

 

◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆

 

☆ 第一章 突き
*01-1 構えの基本
前拳を相手の顔面に照準を合わせて構え、
軽く膝を曲げて準備しておく
*01-2 突きの基本
自分の間合いを知り、
その間合いから最短距離で突く
*02 中段突き
相手が先に上段を刻み突きで打ってきたら、
すり足で斜め前方に移動しながら斜めに突く
・・・など全16項目
* 章末コラム
技術を身につけるための荒賀道場の教え―1

 

☆ 第二章 蹴り
*17-1 蹴りの基本

軸足のつま先で回転し、体の回転を利用すれば、
距離も出て強い蹴りになるため、
ポイントになりやすく反撃もされにくい
*17-2 中段蹴りの基本
中段の前蹴りは、体重を乗せて押し進むような
重い蹴りにして、相手の推進力も止める
* 上段蹴り
蹴る前からつま先を横に向け、
フットワークやフェイントで体勢を調整し、
相手の動きに合わせて攻撃する
・・・など全7項目
* 章末コラム
技術を身につけるための荒賀道場の教え―2

 

☆ 第三章 連続技
*23 突きと突き

本当に突いていると思わせられれば、
相手がカウンターを合わせてくるところで
カンターを合わせられる
*24 突きと突き
上段刻み突きと見せかけて、上段の逆突きを出す
1人時間差攻撃でポイントを取る
*25 突きと突き
下がる相手には、両手を前に出して連続で突き続け、
カウンターを封じ込めながらポイントを奪う
・・・など全13項目
* 章末コラム
技術を身につけるための荒賀道場の教え―3

 

☆ 第四章 逆体に効果的な技
*36 対逆体の基本

逆体と試合するときは、
フットワークを駆使して相手の外側を取る
*37 逆体に効果的な技―1br>相手が外を取って出てきた瞬間、
前拳を捻って腕だけを相手の外側に移動させて、
外側から上段の刻み突きを狙う
*38 逆体に効果的な技―2
上段のワンツーで相手を内側に残して突きを受けさせ、
瞬間的に空いた中段を蹴ってポイントを取る
・・・など全8項目
* 章末コラム
技術を身につけるための荒賀道場の教え―4

 

☆ 第五章 トレーニング
*44 トレーニング

突きのスピードを上げる練習―1
*46-1 トレーニング
蹴りのスピードを上げる練習―1
*47 トレーニング
突きの精度を上げる練習
・・・など全9項目

 

 

◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆

 

荒賀道場 荒賀正孝
1988年に荒賀道場を開設し、
長女・知子氏、長男・龍太郎氏を世界選手権の王者に、
次男・慎太郎氏を学生選手権や国体の王者に
育て上げた空手道場の名門、荒賀道場の代表指導者。
経歴
1973年 正剛館小松原道場入門
1977年 日本空手道般若館 名称変更
1988年 荒賀道場開設
1988年 京都府空手道連盟加盟
2001年 京都府空手道連盟 事務局長
2009年 (公財)全日本空手道連盟審判委員会 委員
2017年 (公財)全日本空手道連盟審判委員会 副委員長
2012年 近畿地区協議会技術委員会 事務長
2016年 近畿地区協議会技術委員会 委員長
2013年 京都府空手道連盟 理事長
2013年 京都府競技力向上対策本部 空手道ヘッドコーチ
戦歴
1977年  第3回財団法人 全日本空手道連盟 剛柔会全国大会
個人組手 優勝
1977年  第4回世界空手道選手権大会 東京大会
団体戦出場
1981年 第9回全日本空手道選手権大会
個人組手 第4位
受賞歴
2008年 京都府空手道連盟 役員功労賞
2017年 スポーツ功労者顕彰 文部科学省
2018年 京都府スポーツ功労賞 京都府
指導歴
1985年 京都府空手道連盟 選手強化コーチ
1988年 荒賀道場にて指導